魂の話をしよう ~シンセシスへの誘い(いざない)

魂の話をしよう ~シンセシスへの誘い(いざない)

諸君!
魂のはなしをしましょう
魂のはなしを!

なんという長い間ぼくらは
魂のはなしをしなかったんだろう

「burst 花ひらく」 より  作:吉野弘



なんてストレートな呼びかけでしょう。

理由も説明も必要なく、わたしの奥深くに直球で届いたこの言葉。
シンセシスコースへの誘いに、(個人的に響いた)この詩をご紹介します。

このコースでは、ありのままを受け入れる、内側に入る、瞑想、
いろんな要素がこのコースの4日間の中に散りばめられ、
自分自身が目指す統合の体験が起こっていきました。

それは完璧であることを求めるのではなく、
その統合の体験の瞬間こそが、自分の光を見る瞬間であり、
人生を自分の光で生きることをもたらします。

~コマラ先生からのコース紹介文より抜粋~

起こる体験をそのままに受け止めること。
受け止めたものを他者と分かち合えること。
分かち合ったものが、また自分を満たしていくこと。
それは、魂の会話に近いような氣がして。
それが、この場で起こりうる可能性のようで。

ともに体験したい人に届くことを願って。

「burst 花ひらく」 作:吉野弘

事務は 少しの誤りも停滞もなく
塵もたまらず
ひそやかに 進行しつづけた。

三十年。

永年勤続表彰式の席上。

雇主の長々しい賛辞を受けていた
従業員の中の一人が
蒼白な顔で 突然 叫んだ。

――諸君!
魂のはなしをしましょう
魂のはなしを!
なんという長い間
ぼくらは 魂のはなしをしなかったんだろう――

同僚たちの困惑の足下に どっとばかり彼は倒れた。
つめたい汗をふいて。

発狂
花ひらく。

――又しても 同じ夢。


シンセシスシリーズの記事一覧

和尚アートユニティ・スタッフ「えつこの部屋」
シンセシスコースはすごい&「家政婦は見た」。

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★合宿/通学、いずれも可能 (宿泊数には限りがありますのでお早目に)
分かち合うというギフト

分かち合うというギフト

 シンセシスコース体験記を、ブルー / イエロー / レッドの連続シリーズで書くつもりが。。。
第一弾ブルーで途切れてしまいました。ゴメンナサイ。

もうすぐ入院生活も1か月。(7月8日入院中に書いたものです)

日常生活に比べると、たくさんの制約も様々な違いもありますが、中でも特に他者とのコミュニケーションや関わりが極端に少なくなっています。

医師や看護師さん話すことといえば身体のこと。熱は?痛みは?変わったところは?検査結果は?・・・
患者同士の会話も、まぁご近所さんのあいさつ程度・・・職業柄、ということもあって、いつもはお互いのフィーリングや感覚、超個人的な話題になることが多いので、心が通い合う、そんな分かち合いを渇望している感じがします。

これまで、とくに地方在住の受講生などから、「心からの話や魂の話をする人が身近にいない」という嘆きを耳にしたことがありましたが、今さらながら、自分のこととして実感・痛感しています。いつも、どれだけ恵まれているのかを実感しています。関わってくれるみんなに感謝♪

離れていても・いつでもSNSなどでコミュニケーションが取れる時代ですが、実際に直接会って話をすることの効果には及ばず、やはり同じ場にいるパワーは絶大です。

そんなことを病院の狭いベッドの上で思い出しながら、4月に受講したシンセシスコースで分かち合った体験の数々を懐かしく・愛おしく振り返っています。

同じタイミング・で出会った同士が、ともにワークし、深く関わり・わかち合うことで、参加者全体の共鳴が起こります。
ひとりでは解決できなかった問題も、深刻にならず・笑いあり涙もある中で、自然にヒーリングが起こっているのを感じてました。
がんばってそうするのでもなく。そうしなければいけないのでもなく。

ただ、それが、起こっている。

もちろんそれを可能にするコマラ先生の質も絶大です。

コマラ

自分と向き合い・自分を理解し・受け入れていくことは、わたし自身にしかできないことだけれど・・・

自分ひとりだけで知れること・できることには限りがあります。一人で考えても広がりはありません。

関わることで、違う要素・違う視点・違う風がもたらされます。共感も混乱や反発もあるかもしれませんが、それは必ずわたしたちを成長させます。

分かち合うことはさらに強力です。
自分自身を分かち合いながら、関わる人たちを循環して、また自分にさらに暖かいエネルギーが戻ってきます。

知識があるとか・ないとか、話すこと・感じること・分かち合うことが苦手だとか、出来る出来ないを問題にせず、どうぞこの場に参加してみてください。そこからすべてが始まります。

2015年9月  最終日は乙女座の新月&日食のパワフルDayです。
夏の締めくくりに・・・ぜひご一緒できることを願っています。


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オーラソーマ・シンセシス コースPart1 開催のご案内

オーラソーマ・シンセシス コースPart1 開催のご案内

みなさま、こんにちは。

かなや さなえ (神戸IRIS〜イリス)と
コガジュン (福岡BrillianceDrop)です。

2年前、このコースの開催が始まった時、
コースのタイトルの意味も内容もわからず、ただワクワクするのを感じていました。
そして2015年9月、念願叶って、このコースをオーガナイズさせていただくことになりました。

コースのタイトル『シンセシス(synthesis)』は、
あまり耳慣れない言葉ですが、『統合』を意味します。

オーラソーマ®カラーケアシステムで学んだものを、
単なる知識や情報として留めるのではなく、
自分の人生を生きるための実際的な知恵として
源としてどのように統合できるのでしょうか。

相反すること・矛盾すること・葛藤することが多い世界で、
私たちは一体どのようにくつろいで存在できるというのでしょう。

このコースでその問いに関わる、たくさんの可能性を体験するでしょう。

今回のコースは合宿で行う予定で企画進行中です。
コース期間中、じっくりと自分の奥深くに関わっていく素晴らしい機会です。
コース中はもちろん、
ともに学ぶ仲間と過ごすゆったりした時間も、
このプロセスを深める大きな助けになります。

人生の中のほんの短い瞬間ですが、
あなたのエッセンスが開くための大きな鍵となる4日間、
コースでご一緒できることを楽しみにお待ちしています。

オーラソーマシンセシスとハート 

オーラソーマシンセシスとハート 

オーラソーマシンセシスと「ハート」

「南フランスの聖なる旅」に向かうパリ行きの飛行機の中で、マグダラのマリアの足跡をたどるこの旅が、自分の中にあるどんな側面を統合する旅となるのか楽しみに感じながら、この原稿を書いています。

私たちが外側の旅をするとき、訪れる場所や出会う人たちが、自分の内面で起こる反応の引き金になります。その反応に気づくことを通して、今まで自分の中で押さえていたものに気づいたり、眠っていたものが目覚め始めたりすることで内面の旅が同時に始まるのではないでしょうか。

人が学習をするときに、3つの段階で学びが起こると言われます。最初は知識を学ぶメンタルなレベル、次にフィーリングを通しての学び、そして最後のレベルが、思考とフィーリングを超えたレベルでの学びです。この学びが、マインドを越えた内面の世界の体験へと私たちを導きます。

2013年からオーラソーマシンセシスというコースを私は教えていますが、このコースは、学びのこの3段階を経て、自分の中で統合を体験できるようにデザインされています。

シンセシスとは統合を意味します。参加者はコースの中で統合のプロセスを始めるときに、まず自分の中で何が分離していると感じているのかに気づきを向けます。それはありのままの自分を受け入れることへの大切なステップになりえます。

参加者の多くは、物質界とスピリチュアルな世界との統合、内と外の統合、女性性と男性性の統合、あるいは本当の自分との統合といったさまざまな分離のテーマを意識します。これは私たち誰もが多かれ少なかれ思い当たる課題ではないでしょうか?

分離や葛藤に私たちが出会うとき、最初のステップは頭からハートに下りてくることです。思考は分離を深め、ハートはつながりをもたらします。分離や葛藤があるときは、私たちの意識は生きることの表層にあります。内面の世界を私たちが探究する上で、ハートはとても大切です。なぜなら、ハートには判断(ジャッジ)がないからです。私たちがものごとに善し悪しの判断をしなければ、ありのまま受け入れることが容易になります。

チャクラとしてのハートの位置を見ると、上に3つのチャクラ、下に3つのチャクラ、真ん中にハートがあり、ハートには上下にあるチャクラを調和させる働きがあります。そしてハートはグリーンであり、その補色はレッド、ハートにつながることは、私たちを体と大地につなげるとも言えます。オーラソーマシステムの中では、インカネーショナルスターに意識を向けることで、ハートの表現がよりグランディングすると言います。

チャクラや色を理解することは、単なる知識ではなく、生きるエネルギーについての学びです。イクイリブリアムボトルを鏡として内面を映すことで、その色のエネルギーを自分の人生でどのように体験しているかに気づけます。気づきは私たちに選択肢をあたえてくれるのではないでしょうか。無意識で生きていると人生に選択肢がなくなり、人生が自動的なものとなりマニュアル化され、クリエイティブな生き方ができません。チャクラのエネルギーを色として理解し始めるとき、私たちは内面の世界の扉を開けることができます。

お金や名声があるだけでは、人は幸せにはなれないと言います。人生の外側の世界だけ豊かでも、生きることの本当の意味での幸せを感じられません。そして内面の世界だけでも、生の創造性や分かち合うことの喜びを体験できず、そこでも満たされません。私たちにはその両方の世界を生きることの使命があるのではないでしょうか。そして、この二つの世界は本来分離したものではなく、その橋がけとしてハートがあります。ハートは私たちを内なる世界へ導き、そしてハートは私たちの本質を世界に分かち合うことを助けます。

OSHOはこの両方の世界を存分に生きる者を「ゾルバ ザ ブッタ」と呼びました。ゾルバとは生を謳歌し楽しんで生きる者です。仏陀だけでもなく、ゾルバだけでもない。その両方を生きる可能性が私たちにあると彼は言います。

私は10代後半頃から、内なる世界に興味を持って探究を続けてきました。その頃からの「真実」を知りたいという欲求は、時には外側の世界との分離感を私にもたらしたこともありました。内面の世界こそが真実をもたらすものと考え、外側の世界をどこか否定していました。そんな頃オーラソーマシステムとの出会いを通して、その分離は自分の中にあることにはっきり気づきました。小さな子供の頃に体験した分離のない世界は、シンプルで喜びに満ちており、まさにありのままの自分であることを通しての体験でした。

日本で話題になっている「アナと雪の女王」、をこの原稿を書いている機中で見ました。この物語も大きな観点から見ると、生きることの中にある分離感を越えていく物語のようにも思えます。恐れは人に分離をもたらし、愛はつながりをもたらします。Frozen(原題)、恐れで凍ってしまった意識を溶かすものは、暖かさ、愛。これはヴィッキーが述べた「愛と恐怖は同じスペースに共存できない」ということにもつながっています。

レベル3の生命の樹を紹介するときに紹介されるストーリーがふと頭に浮かびます。

神のイメージを映して創造された「2本足の生き物に奉仕をすること」を拒んだ天使ルシファーは天国から追放され、姿を蛇と化し、サタンとなって楽園のリンゴの木に落ちてきます。アダムとイブはそのリンゴの実を食べて、楽園から追放となります。楽園とはどんな分離もない、すべてのものが調和と美の中にあるガーデンです。大天使ヨフィエルが追放を伝達しに来たという文献が残っているそうです。B101 ペールブルー/ペールオリーブグリーン。B3のハートボトルに光が入ったボトルのようです。楽園の出口、入口はハートであることをその色が示しているのかもしれません。

光の王であるルシファーがもう一度、神の右座に戻ることは、クンダリー二(蛇のシンボル)のエネルギーが背骨の基底部から上昇することであり、それは自分のギフトを世界に奉仕することです。そしてアダム(ヘブライ語で人間という意味)を祖先とする人間が、もう一度楽園に戻るには、私たちがハートに、愛につながることだと言えるのではないでしょうか。

分離の中を生きることは、ジャングルを生きることであり、そこには競争と闘い、飢えがあります。私たちがもう一度、ハートを通して楽園に戻るには、今この瞬間の私たちの選択から始まるのかもしれません。「愛を選択するのか?恐怖を選択するのか?」

Love

Komala

マイク学長からのメッセージ

マイク学長からのメッセージ

マイクからのメッセージ: 「オーラソーマシンセシスコースの重要性」

 

 

このオーラソーマシンセシスは、
思考やフィーリングだけではなく、
ビーイング全体の理解に関するものです。

 

 

これはコマラが年月をかけて習得してきたものであり、
彼女にはそれを十分に表現し、伝達できるであろうことを確信しています。
それは私が長い間、彼女と一緒に協力して仕事をしてきたから言えることです。
彼女はさまざまなアプローチを使い、
グループとして、
個人として参加している人に応じた
オーラソーマの理解を助けます。

 

シンセシスとは、
内なる深いレベルでの統合であり、マインドを超えることです。

 

このコースを通して、オーラソーマが伝達しているものが明らかになるでしょう。
すべての生徒がこのコースを受講することを勧めます。
そこで得られるもの、伝達されるものに本当に価値があるからです。

 

このコースはアカデミーから修了証書が発行され、
あらゆるレベルの受講生を対象としています。

 

プラクティショナー、コンサルタント、
ティーチャーのリニューアルコースであり、
レベル4認定コースでもあります。

 

このコースに参加することによってたくさんのものが得られるでしょう。

 

 

With much love and light
Mike Booth

「オーラソーマシンセシスについて」 黒田コマラ

「オーラソーマシンセシスについて」 黒田コマラ

 

このたびマイクから紹介のあった
新しいオーラソーマ・リニューアルコースのご紹介をします。

このコースのタイトルとなっている英語の「シンセシス」には統合という意味があります。

 

本来は、オーラソーマシステムを学ぶためのコース(レベル1、2、3)は、6日間連続で行われるものとしてはじまりましたが、今日の日本では諸事情から多くのコースが週末2回や3回に分けて教えられていたり、極端な場合は週に1回という形で行われる現状にあります。

 

オーラソーマAS I ACTの学長であるマイク・ブースさんと、そのような日本の現状について話しているなかで、
オーラソーマの学びを頭だけの知識や感情レベルでの理解を超えて、
さらに深いレベルで理解を統合し
オーラソーマの体験を新たな次元に開く可能性をサポートするために、「オーラソーマシンセシス」というコースを教えたらどうかというマイクさんの提案からこのコースが生まれました。

 

イギリスのデヴ・オーラでは、すべてのベーシックコースは6日間連続で行われます。
その連続した体験のなかで、たくさんの深い変容のプロセスが起こります。

 

 

アリストテレスの「全体は部分の総和にあらず」という言葉がありますが「全体は部分の単なる総和ではない」とも解釈できます。このシンセシスのコースは、オーラソーマとはなにかという全体を深く理解する助けになります。

 

このコースでは、オーラソーマで今まで学んだ知識の統合、
例えば普遍的言語である色と数字の統合や、
「3スター」や「3つの器」といった
オーラソーマの新しい情報の統合などを、情報レベルだけではなく
体験的な理解へともたらすために自己変容のツールとして使えるようにサポートします。

 

 

今までオーラソーマを学んできた方々が、
さらに理解を進め、体験を深め、オーラソーマ全体に触れる機会を提供します。

 
プラクティショナーやティーチャー、
すでにオーラソーマを分かちあっている方たちにとっては、
自分の理解と体験こそがクライアントや生徒が自らのなかでつながれる理解に反映しています。

 

私たちは、今までオーラソーマを通して、
たくさんの叡智に出会ってきました。

 

「自分を愛する」「ありのままの自分を受け入れる」「ジャッジをしない」「手放す」……こういったことの大切さを私たちはすでに知っていても、どこかでそれは実際には「難しい」と思いがちです。

 

なぜなら、それが「しなければいけないこと」として頭のなかにあるからです。
愛はすべての人の内側にあり、その愛を感じるとき、
自分自身を愛することが自然に起こります。
そこには私たちが「しなければならないこと」はありません。

 

 

外側の世界では、努力でなにかを達成しますが、内面の世界ではその努力をゆるめてくつろぐことで、すでに私たちのなかに存在しているものにつながることが容易です。

 

私たちはどうして
「ありのままの自分を受け入れること」が難しいのでしょうか?
好きな自分は受け入れられても、
嫌いな自分を受け入れることで感じる痛みを避けたいのはもっともです。
でも、嫌って押しやっても、それは自分のなかにあり、無視しても消えません。
そんなときに「受け入れてみる」ことでどうなるのかは、
自分で体験してみるしかありません。

 

変容を本当に理解するには、
そういった体験がないと単なる知識でしかすぎないのです。

受け入れるほど愛が育ち、
愛が育つことで受け入れるのが難しいものも受け入れられるようになっていく、
それはまさに私が体験してきたことです。

 

 

愛と気づきは、瞑想にとって大切です。
自分のなかで相反する側面を受け入れられるようになると、
気づきが広がり、瞑想が花開いていきます。

 

オーラソーマシンセシスのなかでは、
瞑想やエクササイズを通して、
今まで学んできた叡智を自分のなかで体験し、
ライトボディを育てる機会を持ちます。

 

私は30年以上の間、人間に存在するさまざまなレベルにワークをする体験をしてきました。
リバランシング(ボディワーク)やクラニオセイクラル、アレクサンダーテクニークのような身体を通して働きかけるものから、エネルギーレベルに働きかけるサトルボディーヒーリング、さまざまな心理面のセラピーからサイキックリーディング、そして瞑想。
身体や各チャクラのエネルギーが、本来の自然な流れを取り戻すことで、
自分自身が自然なあり方になり、自分が誰であるかの大きな理解が深まっていきます。

 

こういった経験のすべてを自分の資源として、
そして15年以上マイクさんの通訳を通して、
言葉以上のトランスミッション(伝達)を受け取ってきた今、
このコースをひとつの貢献として、みなさんに分かちあえることを嬉しく感じています。

 

ぜひ、みなさんと一緒に、新たな理解の扉を開いて行きたいと思います。

 

黒田こまら